FC町田ゼルビアは30日、FC東京に所属するDFの中村帆高が完全移籍で加入することを発表した。
現在27歳の中村は2020年に明大からFC東京に加入。右サイドバックとして1年目から出場機会を確保するも、昨年4月に右アキレス腱の断裂や今季4月に左太もも肉離れを負うなど、度重なるケガに苦しんだ。今シーズンは19試合に出場している。
心機一転、東京の別クラブに挑戦の舞台を移した中村はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「FC町田ゼルビアに関わる全ての皆様。初めまして。この度FC東京から加入することになりました中村帆高です。町田の一員として戦えることをとても嬉しく思います。チームの目標のため、熱く戦い走り抜きます。応援よろしくお願いします」
なお、中村はFC東京のクラブ公式サイトを通じて「このたび、FC町田ゼルビアに完全移籍することになりました。大卒から5年間、本当にありがとうございました。東京を離れる決断をして今思うことは、ここでは書き切れないほどの感謝の気持ちです。この5年間を振り返ると、正直良い思い出よりも辛くて苦しかった思い出が蘇ってきます。そんななかでもここまで踏ん張ってやってこられたのは、間違いなく手を差し伸べてくれて支えてくれた方々のお陰です。チームは変わりますが、成長した姿を見せられるように、自分を信じて自分らしく頑張ります。本当にありがとうございました」と感謝をつづった。


