明治安田生命J1リーグ第26節が行われ、3位名古屋グランパスは16位横浜FCと対戦した。
初の連敗を喫した名古屋はキャスパー・ユンカー、永井謙佑の2トップに。森島司がトップ下に入った。前節、首位横浜F・マリノスを相手に4-1と快勝した横浜FCは伊藤翔、小川慶治朗、井上潮音らが先発した。
22分には名古屋が左サイドから中央へと展開。右サイドの和泉竜司が折り返すと、最後はこぼれ球を稲垣祥が押し込んでネットを揺らす。当初はオフサイドと判定されたが、ユンカーの関与がVARによって否定され、得点が認められている。
1点リードで試合が推移すると、後半は横浜FCがボールを持つ時間が長くなる。名古屋はカウンターでゴールへ近づこうとするが、68分にはユンカーを下げてDF野上結貴を入れて全体にバランスをもたらそうとしていく。
71分には右サイドを駆け上がったマルセロ・ヒアンがマイナスのパスを出す。反応したユーリ・ララが右足でシュートを放つが、ランゲラックがはじき出した。74分にもコーナーキックの流れから、井上のクロスにファーサイドでマテウス・モラエスが合わせるが、惜しくも枠に飛ばせなかった。
しかし、終盤にドラマが待っていた。86分、右サイドからのクロスにヒアンが合わせると、右ポストへ直撃。こぼれ球を途中出場の高井和馬が押し込んで1-1とした。
結局、試合は1-1のドローで終了。名古屋は公式戦4試合勝利なしとなっている。
