紆余曲折あってルヴァン杯決勝たどり着いた名古屋。MF稲垣祥「ストーリーを完結させられるように」

名古屋グランパスのMF稲垣祥がルヴァンカップ決勝へ意気込みを語った。

2日にアルビレックス新潟とのルヴァンカップ決勝を控える名古屋。大一番に向け稲垣は「楽しみですし、星を取るチャンスはキャリアで何回もあるわけではないので、勝ち取りたいなと思います」と力を込め、今季のチームとしての歩みを振り返った。

「今年1年紆余曲折ありながら、浮き沈みもあってやってきました。積み上げているものもあると思うし、チームとしても個人としても、経験の浅い選手が成長していくのを感じてきました。そうしたストーリーがあった中で結末を完結させられるようにやっていきたい」

また、試合についても「いつも通りやるだけ。ルヴァンカップも地力があったから勝てたと思う。自信を持って積み上げてきたものを表現したい」と語り、こう続けた。

「相手のモチベーションを考えても、そう簡単にはならないというのは目に見えてわかる。気を引き締めて、今までの対戦成績は関係なく、前半から100％飛ばしてチャレンジャーの気持ちで戦いたい」

なお、名古屋は3年ぶり2度目の優勝を目指し、国立競技場で新潟と対戦する。