NachoGetty Images

50Mドリブル突破からアシスト記録のナチョ、観客からその名を叫ばれて…「毛が逆立つ。全人生をレアルに捧げたことを人々は認めてくれている」

11日のラ・リーガ第25節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦(3-1)で、サポーターからその名を叫ばれたレアル・マドリーDFナチョ・フェルナンデスは、そのことに大きな感動を覚えたようだ。

このエスパニョール戦ではセンターバック、その後に左サイドバックとしてプレーし、いつも通りに確実な守備を見せたナチョ。さらに試合終盤には、その俊足を生かして50メートルはあろうかという距離を独走するドリブルを見せ、FWマルコ・アセンシオのチーム3点目をアシストしている。

レアル・マドリーにとっては稀有なワン・クラブ・マンであるナチョ。クラブとの契約が今季限りで切れる状況で、ベルナベウの観客はこの日も「ナチョ残ってくれ!」というチャントを歌っていたが、ドリブル突破を披露した直後にはスタンド全体で「ナーチョ! ナーチョ!」と叫ばれている。

試合後、ナチョはこのコールに感無量といった様子だった。

「凄まじい。毛が逆立った。僕は全人生をかけて一つの仕事に取り組んできた。全人生をかけてこのクラブのために戦ってきた。そして今は未来のために戦っている。そのことを人々が認めてくれるなんて素晴らしい」

「このまま、すべてがうまくいけばいいんだけどね。このユニフォームを守る幸せは、ほかじゃ味うことができないだろう」

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