レアル・マドリーDFナチョ・フェルナンデスの出場停止処分が軽減されたことについて、バルセロナ側は“やむを得ず受け入れるしかない”という姿勢のようだ。
1日のラ・リーガ第8節ジローナ戦(3-0)で、MFポルトゥに対して悪質なタックルを仕掛けて一発退場となったナチョ。スペインフットボール連盟(RFEF)の競技委員会はマドリー主将に対して3試合の出場停止処分を科したが、マドリーがRFEFの上訴委員会に不服を申し立てると、同委員会は16日に処分を1試合軽減することを決定している。マドリー主将はこの決定により、28日に行われるラ・リーガ第11節、敵地モンジュイックでのクラシコに問題なく出場できることになった。
そしてスペイン『アス』電子版によると、バルセロナは上訴委員会のこの決定を諦観ムードで受け止めたという。同紙はバルセロナの中でも権威を持つ関係者が、次のような言葉を口にしたと報じている。
「もうこういったことには驚かないよ」
『アス』曰く、バルセロナは今季序盤、とりわけレフェリングについて“レアル・マドリー優遇”を感じられるような決定がいくつも存在していると感じており、今回の上訴委員会の決定に関してもその一つと捉えているようだ。


