バイエルン・ミュンヘンMFジャマル・ムシアラに対し、複数クラブが関心を示しているようだ。
バイエルンの下部組織から17歳でトップチームデビューを果たしたムシアラ。すでに公式戦130試合以上に出場し、ブンデスリーガ4連覇やチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲得。昨季はリーグ戦33試合で12ゴール13アシストを記録するなど、チームの中心として活躍してきた。また、ドイツ代表にも欠かせない存在となっている。
そんな20歳MFだが、今季は出場時間が減少。リーグ戦では負傷欠場した2試合を除いた5試合中、先発は2試合のみで、1試合は出場もなかった。『Sport Bild』によると、トーマス・トゥヘル監督は依然としてトーマス・ミュラーがチームにとって重要な存在と認識しており、これがムシアラとのローテーションを採用する理由になっているという。
そして同メディアは、将来的にクラブの顔になることが約束されたムシアラのプレー時間がバイエルンの問題になっていると指摘。現行契約は2026年までだが、契約延長交渉は前スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏との間で中断されていたという。クラブとしては売却を避けたい考えのようだが、複数クラブが獲得の可能性を探っているようだ。
『Sport Bild』によると、ムシアラに対しては依然からレアル・マドリーが興味を示していた模様。そして現在、リヴァプールも獲得に関心を持っているようだ。ムシアラの代理人は契約延長交渉を行っておらず、今後の状況を静観していると伝えられている。
