ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、自身に関する批判について言及した。
モウリーニョ監督体制3シーズン目を迎えたローマ。ヨーロッパリーグ(EL)では連勝スタートを切ったが、セリエAでは第6節までわずか1勝(2分け3敗)と苦戦が続いていた。そして『コリエレ・デッロ・スポルト』などは先日、8日の第8節カリアリ戦で敗れた場合に解任される可能性があるとも伝えている。
しかしローマはそのカリアリ戦を4-1で快勝し、前節のフロジノーネ戦(2-0)やELのセルヴェット戦(4-0)と合わせて公式戦3連勝を達成している。調子を上げている中、モウリーニョ監督はカリアリ戦後に自身に対するプレッシャーに言及した。
「“アンチ・モウリズム”だね。特にローマでは、両方の立場の人がいる」
「“アンチ・モウリズム”は、ローマが勝てなかったりヨーロッパで成功しなくても喜んでいる人が支持している。彼らはラジオで楽しんでいるが、それでいいんだ。私がこんな事を言うのは、世界中のどの地域でも私の生き方に共感してくれる人々に出会っているからだ。だが、最も重要なことは次の試合であり、過去は過去だ」
なおモウリーニョ監督は今夏、注目を集めるサウジアラビア・プロリーグのクラブに引き抜かれる可能性も伝えられていた。サッカー界きっての名将は、「自由な時間があればサウジアラビアには行くし、そこで仕事をすると確信している。いつなのかはわからないが、確信はある。ドアは常にオープンだし、発展を感じたいね」と将来的に挑戦する意欲を示している。


