20220119_Mourinho(C)Getty images

イタリア杯で古巣インテルと激突!モウリーニョ「一番難しい相手。感情面で準備必要」

ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが、20日に行われたコッパ・イタリアのレッチェ戦終了後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューで語った。

ローマは20日、イタリア杯ラウンド16においてレッチェと対戦。15分、セリエBのチームに先制点を奪われてやや苦戦したが、FWタミー・エイブラハムらの得点で逆転に成功し、3-1と勝利を収めた。ローマの指揮官モウリーニョは試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返った。

「技術面で物足りない試合だった。序盤はかなりフラストレーションがたまったよ。このチームには限界がある。ただ、(エインズリー)メイトランド=ナイルズと(セルジオ)オリヴェイラが加入したことで、選択肢が増えて良くなったがね。我々のプロジェクトは一歩ずつ進んでいく」

イタリア杯準々決勝へと駒を進めたローマは、2月9日にモウリーニョの古巣インテルと対戦することが決定した。

「インテルはリーグ内最強のチームだ。一番難しい相手が当たってしまったが、サプライズを起こせるよう、敵地へ乗り込みたい。私は試合だけに集中するために、感情面で準備をしなければならないだろう。ミラン戦でサン・シーロへ行った時は、あらゆるサポーターから罵声を受けた。きっとインテルのファンはそんなことはしないだろうが、私はローマの指揮官として自分の試合を見せるつもりだ。一方のインテルは、私ではない別の指揮官の下で自分たちのプレーを見せるだろう」

最後にモウリーニョは、ローマでの半年間を振り返りつつ、来シーズン以降のパフォーマンスに期待を寄せた。

「ローマは感情面において満点を超える110点だと思う。ファンは私のことを信頼してくれているし、ここにいられて幸せに思う。だが、技術面において、4~8位の間を目標とするのは私が望んでいることではない。しかしこれは一時的なことで、来シーズンは改善できるはずだ。私が他のチームのプロジェクトへ心移りすることはない。3年はここから動かないつもりだ」

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