チェルシーのフランク・ランパード監督は、去就に注目が集まるMFメイソン・マウントについて語った。
2019年夏からチェルシーのトップチームに本格的に合流し、これまで公式戦200試合近くでプレーしてきたマウント。2021年にはチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献したほか、イングランド代表としてもEURO準優勝、カタール・ワールドカップでも主力として活躍してきた。
そんな24歳MFだが、チェルシーとの現行契約は来季終了まで。しかし『The Athletic』など複数メディアによると、契約延長交渉は昨年夏に始まったものの、未だ合意には達していない。そしてリヴァプールやアーセナル、バイエルン・ミュンヘンが関心を示しており、さらに本人はマンチェスター・ユナイテッド移籍に傾いているとも伝えられている。
そしてランパード監督は『スカイスポーツ』に対し、マウントの状況に言及。「8歳からアカデミーに所属しているメイソンと戦っていると、このクラブというものを実感できる」としつつ、以下のように続けた。
「これはクラブとメイソンの問題なので、状況がどうなっているかはわからない。高く評価されているのは知っているし、クラブが残留へ向けてできる限りのことに挑戦しているのも知っている」
「選手が何をすべきかなんて、それについては絶対に話したくない。今、(移籍に傾いているように見える)この状況に陥ってしまったのは残念だよ」
