イングランド代表MFメイソン・マウントは、来夏チェルシーを退団する可能性があるようだ。
チェルシーの下部組織出身で、フィテッセやダービーへのレンタルを経て2019年から本格的にトップチームに合流したマウント。これまで180試合以上に出場し、チャンピオンズリーグやFIFAクラブ・ワールドカップ優勝に貢献してきた。
そんなマウントだが、現行契約は残り1年半を切っている状況であり、夏の去就が話題となっている。特に中盤の補強を目指すリヴァプールが熱心な関心を寄せていると伝えられる中、チェルシーは1月に超大型補強を敢行。11日のウェストハム戦(1-1)では1月の新加入選手を5人起用した一方で、24歳のイングランド代表MFはベンチスタートとなっている。
そしてイギリス『テレグラフ』のマイク・マグラス記者は、自身のSNSで「チェルシーとマウントの契約交渉は進展しておらず、合意できなければ夏に決断を下すことになる」とし、契約延長交渉が停滞していると伝えた。また「クラブ内部では、彼が今後のプロジェクトとのサインを望まないと、諦めている者もいる」とし、来夏の移籍市場で退団する可能性があると指摘している。
シーズン終了後までに契約更新で合意しなければ、来夏の移籍市場では契約満了まで1年を切ることになるマウント。今後の動向に注目が集まっている。




