マザーウェルは、ブリスベン・ロアーの日本人MF檀崎竜孔の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『デイリー・レコード』や『BBC』などが伝えた。
青森山田高校出身で、2019年から北海道コンサドーレ札幌でプレーする檀崎。これまでにオーストラリアのブリスベン・ロアーやジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍した同選手は、昨年夏から再びブリスベン・ロアーでプレーしている。また先日には、2022シーズンをもってコンサドーレ札幌を退団することが発表されている。
そんな檀崎に対して、日本人選手が大きなインパクトを残し続けるスコットランドのクラブが関心を寄せている模様。今シーズンのリーグ戦で10位と低迷するマザーウェルが注目集まるアジア市場に目を向け、現在ブリスベン・ロアーでプレーする22歳に注目しているという。
スティーヴィー・ハメル監督はシーズン後半戦での巻き返しを図るためにスカッドの強化を見据えており、チームトップスコアラーのケフィン・ファン・フェーンの負担を減らすべく、前線にさらなる創造性を加えられる選手を今冬の移籍市場で探しているようだ。そして攻撃的な中盤だけではなく、前線やウィングでもプレー可能な檀崎に白羽の矢を立てたと伝えられている。
さらに『デイリー・レコード』によると、マザーウェルはすでに檀崎の獲得を成立するために動いており、就労許可やビザ発給に向けたプロセスを開始したようだ。今後の動向に注目が集まっている。


