U-24日本代表の森保一監督が5日、リモート取材に応じた。
直前の活動ではA代表を指揮していたが、東京オリンピックの本大会ではU-24を率いる森保監督。開幕がいよいよ間近に迫ってきた中、「選手の顔を見て『いよいよ始まるんだな』という感覚が強くなりました」とコメント。大会開催の是非に賛否両論があることを認めつつも、金メダルを目指すという意思を改めて示している。
「依然としてオリンピック開催について色々意見がありますけど、参加するからには目標にしてきた金メダルに向かって挑んでいくという気持ちを強くもって、思い切ってチャレンジしたいです。これまでやってきたとおり、1日1日を大切に、目の前の1戦1戦に最善尽くして戦いたい」
また「活動を通して、応援してくれるサポーター、国民の皆様に勝利を喜んで頂く。選手の戦う姿を見てもらい、元気や勇気を届けたいですね」と日本中にエールを届けたいと続けた。そして、これまでの活動を自信にしつつも、慢心せずに成長を狙いたいと意気込んでいる。
「3月・6月の活動で、チームの成長とやるべきコンセプトの共有というところで、レベルアップに繋げられました。選手個々も成長につながるような戦いができていました。これまでやってきた積み上げに、自信を持って本大会に望みたいです。6月にはオーバーエイジ組も合流して、オリンピックで戦うチームの形が共有できました。結果も良かったです」
「活動してきたことに自信を持っていいですが、過信せず、さらにチーム力を上げながらオリンピックに向かう。目標達成には、なんとなくではなく、チャレンジ精神持って大きな成果をつかみ取りに行くという気持ちを持って戦いたいですね」
そして、最終メンバーに選ばれなかった選手も含めてオリンピック世代のレベルアップを喜びつつ、その先を目指してほしいと訴えた。
「今回22名の選手がオリンピック代表として戦うことになりますが、選ばれなかった選手の中でも、これまで戦ってきた選手たちは非常に力があります。今回選んであげられなかったのは残念です。(オリンピック世代が)すでにJリーグの舞台でも結果を出し、存在感を示しているのは、見ていて頼もしいですね。今回のオリンピックに臨む選手にも良い刺激になっています」
「オリンピックは人生をかけて戦える舞台だとは思いますが、選手にはオリンピックがゴールではないということを考えてもらいたいし、その先のA代表に向けて成長して、目標にしてほしい。クラブで絶対的な存在になって、チームを勝たせる存在になってほしい。今回のメンバーだけでなくて、A代表への道はすべての選手に与えられるものです」
U-24日本代表はこの後、キリンチャレンジカップでU-24ホンジュラス代表(12日)、U-24スペイン代表(17日)に対戦。そして22日、東京オリンピック開幕戦でU-24南アフリカ代表と対戦する。
