2020-11-14-moriyasu(C)Getty Images

メキシコ戦で勝利を求める森保監督、就任2年間を振り返り…「確実に攻撃も守備も積み上げられている」

日本代表の森保一監督が、メキシコ代表戦に向けたウェブ会見に出席した。

11月のインターナショナルウィークでは、北中米の代表チームと対戦する日本。13日に行われたパナマ代表との試合では、南野拓実のPKで1-0と勝利。そして17日には、FIFAランキングで11位につけるメキシコ代表と対戦する。過去の対戦成績では1勝4敗、2013年のコンフェデレーションズ杯以来(1-2)の激突だ。

会見冒頭で森保監督は、「ワールドカップでも常連国で、常にグループリーグも突破する世界の強豪メキシコと試合ができることを楽しみにしています。我々の現在の力、立ち位置を知るために最高の相手だと思っていますし、ただ練習試合で自分たちの力を試すだけでなく勝つために準備して、我々を応援してくださっている方が笑顔になっていただけるように、勝利を目指して戦いたいと思います」と意気込みを語った。そして、次戦の起用メンバーについては以下のように答えている。

「選手たちの状態を見て、コンディションを見て明日チーム編成をしたい。ベストメンバーという部分では、招集に制限がある中で戦っているので当てはまるかは分かりませんが、メキシコ戦に向けて勝つためのメンバーで臨みたいと思います。スタメンだけでなくサブの選手も含めて、チームで戦って勝利を収めたい。その中で、我々の成果と課題というものをまた次に生かしていければと思います」

メキシコは直近の韓国戦で、1点ビハインドの67分から4分間で3ゴールを奪って逆転勝利を収めている。指揮官は印象について「まずは隙のない、穴のないチームかなと。高いレベルの選手が揃っています。守備では激しく厳しく来ますし、そこを我々がどうかいくぐれるか。彼らの攻撃は速攻も遅攻もあり、選手が流動的に攻撃を仕掛ける。我々が守備で対応しないといけません。まずは激しく、厳しくという局面で上回っていけるように選手たちにはチャレンジしてもらいたい」と語り、選手たちにインテンシティを求めた。

2018年7月に日本代表指揮官に就任した森保監督。4年契約中半分が経過したが、この2年間の評価を求められると「私の全体の仕事の成果としては、関係者の方々やお話しさせていただいているメディアの方々に評価していただければ(笑)」と前置きしつつ、「常に与えられた環境のなかで、その時にベストを尽くして戦いに臨むということでやらせてもらいましたが、確実に攻撃も守備も積み上げられています。このレベルを上げて組織力に活かすチャレンジをしています。戦い方の共有は、選手たちに難しい課題を出していますが、進んでいます」と振り返った。そして選手の成長については、以下のように語っている。

「選手たちの成長を見させてもらって、本当にみんなたくましく、そして対応力でも積極的にトライしながら積み上げてくれているので、嬉しいです。パナマ戦でもそうですけど、選手がたくさん入れ替わるというところ、もちろん公式戦だと大幅な変更はないと思いますが、活動を続ける中で、チームの核を作って少しの変更を加えるだけ、というのも1つです。だが、活動を続けていく中で選手の入れ替え、ケガだったり出場停止、アクシデントもあると思います。誰としか組めないということで色々な戦い方やアクシデントに対応できなくするのではなく、理想は誰とでも連係して個の力を発揮することを考えて選手にプレーしてほしいですね」

「パナマ戦でも追加点やもっと美しい勝ち方という部分で更なるレベルアップとして要求したいですが、時間が無い中での3バックでした。選手たちには試合中にうまくいかない時やミスをしてもプレーし続けて、少しずつ流れを良くするとか、お互いの共通理解を高めながら勝利をつかみ取れました。これはすごく内容のあることだと思うし、これから我々が勝つために必要なことを表現してくれました。理想通りにいかない中でも強いチームは勝っていける。パナマ戦も前半にたくさんロストとしていましたが、失点していたら難しくなったと思います。我慢しながら戦うことを表現してくれたことは、これからの戦いにも生きてくると思います」

またトレーニングで落とし込んでいる部分について問われると、「1試合目~2試合目に向かっていく中で、狭いスペースの中でポゼッションというトレーニングを行っています。時間とスペースが無い中で自分たちがボールを保持する、攻撃する部分。守備では、攻撃から切り替わった瞬間、素早く守備をする。個の部分では激しく厳しくという状況が出るように練習しました。世界で勝つためにやっていかなければならない部分です」と言及。そして「守備から攻撃に替わった瞬間に相手のプレッシャーが来るので、素早く展開できるように、マイボールにできるようにというところで、ポゼッション練習は常に入れています。試合前は相手を想定して、スペースを広くした中で準備しています。選手にとっては『いつも変わらない練習かな』となると思いますが、同じようなことをやっているなかでも、その時働きかけるポイントを変えながら時間とスペースが無い中でプレーできるようなトレーニングをしています」と、トレーニングで意識させている部分を明かしている。そしてGKについても「ポゼッションのところで、フィールドプレーヤーだけでなくGKも常に攻撃の第1歩として、常にGKも同じ練習をしながらやっています」と、ビルドアップ時に起点となれるように練習を組んでいると語っている。

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