スペインは14日、ワールドカップ(W杯)欧州予選グループB最終節、ホームでのスウェーデン戦に1-0で勝利して本戦出場を決めた。この試合の決勝点を決めたFWアルバロ・モラタはW杯出場がスペインにとっては当然のものとして、“クール”に本戦出場を喜んでいる。
第8節までスウェーデンにグループB首位の座を明け渡していたスペインだが、第9節でスウェーデンがグルジアに敗れて勝ち点1差で首位に立つと、この直接対決では途中出場のモラタが86分にゴールを決めて本戦出場の権利を手にした。ユヴェントスFWはMFダニ・オルモのミドルシュートがGKに弾かれたところを見逃さず、チップキックでこぼれ球を枠内に押し込んでいる。
試合後、スペイン『TVE』とのインタビューに応じたモラタは、次のような感想を述べている。
「僕たちは難しい時期も過ごしたが、こうして良いニュースを生み出すことができた。(W杯本戦は)僕たちがいるべき場所だ。だから、大袈裟に祝う必要はない。スペインはすべてのW杯に出場しなければいけないんだからね」
また、自身にとって今回のゴールがどのような意味を持つかを問われると、こう返答した。
「別に必要なかった。必要としていたのはW杯出場であり、勝つことだった。それが全員が必要としていたことなんだよ。僕たちは素晴らしいグループだ。W杯という舞台に立つに値する」
