スペイン代表は14日にEURO2020グループE第1節スウェーデン戦に臨み、0-0で引き分けた。DFアイメリク・ラポルテは、観客からブーイングを浴びたFWアルバロ・モラタへの信頼を強調している。
この試合、ボールを保持して攻め込んだスペインだったが、迎える決定機を決め切ることができず。特に前半にモラタが手にしたチャンスはゴールに直結すべきものだったが、シュートは枠の右に外れてしまった。
モラタに対しては一部観客からブーイングが浴びせられたが、ラポルテは同選手を擁護している。スペイン『テレ・シンコ』とのフラッシュインタビューで次のように語った。
「彼が指笛を吹かれるのは目新しいことじゃない。多くのことを示してきたアルバロのようなストライカーを疑う必要なんてないよ。確かに今日のシュートは決まらなかったが、でも次の一戦では3ゴールを決めて皆を黙らせるかもしれない」
その一方で、ドロー発進については悔しさを滲ませている。
「感触的には良くない。僕たちは試合の大部分を支配していたし、決定機も手にしていた。でも、もう次の試合を考えなくてはいけない。こういった試合を10回やれば、9回は勝てていたはずだ。今回はドローを引き当ててしまった」
「今日はゴールが欠けていたが、違う日には5ゴールを決められる可能性もある。(決定力不足の)心配はしていない。僕たちは偉大なストライカーたちを擁している」
「もちろん人々はナーバスになるかもしれないけど、僕たちはフットボールのレベル的に強いチームであることを示した。ボールをポゼッションできるし、僕たち以上に勝利を望んでいるチームは存在しない。次の試合では、勝利をつかみたいと思っている」