ユヴェントスに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが21日、ビジャレアル戦の前日会見に出席した際に、同僚のFWドゥシャン・ヴラホヴィッチなどについて語った。
今シーズン、第2次マッシミリアーノ・アッレグリ体制でスタートを切ったユヴェントス。しかしアッレグリのチームは、開幕直後にポルトガル代表のスーパースター、FWクリスティアーノ・ロナウドを放出した影響から、得点力不足に悩まされた。
ユヴェントスはその打開策として、1月の移籍市場において、セリエAでトップクラスの得点力を誇る22歳の逸材、ヴラホヴィッチをフィオレンティーナから獲得。するとセルビア代表FWは、2月6日のヴェローナ戦でデビューを飾るなり、わずか13分で初ゴールもマークして期待に応えた。モラタも若手新戦力の加入を歓迎し、今後に期待を寄せた。
「ヴラホヴィッチと（デニス）ザカリアがチームに熱狂をもたらしてくれた。ドゥシャンは極めて偉大な選手だ。彼が来て、良いことしかない。まだ若い選手だが、将来は輝かしいキャリアが待っているだろう。ピッチ外においても、とても素晴らしい青年だ。適応も早かったし、チャンピオンズリーグ（CL）での初ゴールを期待している」
ヴラホヴィッチの加入により、トリデンテの左で起用されるようになったモラタ。スペイン代表FWは、新たな役割に手ごたえを感じている。
「やりやすいと思う。ただ、重要なのは、ユヴェントスが勝つことだよ。ここでは、みんなが勝利というただ一つの目標を目指している。インテルとのスーペルコッパでは惜しいところまで行き、ヨーロッパ王者のチェルシーとの対戦でも良い試合をした。今後を楽観視できるようなパフォーマンスを見せられていると思う」