モナコのポール・ポグバが復帰に近づいているようだ。フランス『レキップ』などが伝えている。
フランス代表でワールドカップを制したりと若くして大きな活躍を残してきたポグバ。2022年夏には苦悩のマンチェスター・ユナイテッド時代に幕を閉じ、古巣ユヴェントスに6年ぶりに帰還した。しかし、1年目は膝の負傷でシーズンの大半を棒に振り、同選手は再起をかけて2年目に臨んだ。
しかし、2023-24シーズン開幕戦のウディネーゼ戦後に行われたドーピング検査でポグバの検体から違反薬物が検出され、暫定措置を経て、4年間の活動禁止処分が下された。それでも、スポーツ仲裁裁判所の決定により、処分期間は18カ月に短縮され、今年3月からプレー可能になった同選手は、今夏にモナコに加入した。
モナコに加入したポグバだが、開幕から3カ月余りが経ったものの、負傷の影響でここまでピッチに立てず。それでも、着実に復帰へと歩みを進めているようだ。
当初、ポグバは11月のインターナショナルブレイク前のアンジェ戦で復帰する可能性があったが、足首の負傷により見送られていた。それでも、22日に敵地で行われるレンヌ戦の遠征メンバーに入ることが予想されている。また、チームを指揮するセバスチャン・ポコニョーリ監督は同選手の復帰を強く望んでおり、これからの数週間で徐々にプレー時間を増やし、最終的に90分間プレーできるコンディションにすることを目指しているようだ。
なお、ポグバが最後に公式戦のピッチに立ったのは、ドーピング検査で陽性が判明する前2023年9月3日のエンポリ戦。そのため、レンヌ戦でピッチに立てば、2年2か月ぶりの出場となる見込みだ。


