アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)第26節フィラデルフィア・ユニオン対ニューイングランド・レボリューションの試合で最年少出場記録が塗り替えられている。
現地時間17日に行われたこの一戦だが、フィラデルフィアは5-1と大きくリードする状況の85分に攻撃的MFのキャバン・サリバンを投入。ヤングスターが14歳293日の若さでMLSデビューを果たしたことでリーグ最年少出場記録を塗り替えた。
この試合の84分には同じく途中出場の兄の20歳のクイン・サリバンがチーム5点目を記録。キャバンは試合後、「ベンチでいくつかのことについて彼に聞いた。彼は大きな助けとなるし、この旅で僕にとって大事な存在だ」と明かし、最年少出場については「これ以上のフィーリングはないし、この記録はとてもクールなことだね」と喜んだ。
これまでの同記録の保持者は2021年に現役引退した元アメリカ代表FWのフレディ・アドゥ氏。2004年にDCユナイテッドでデビューした際の年齢は14歳306日だった。
なおキャバンはまだプロ契約を結べない年齢だが、ドイツ『sport1』などでは将来のマンチェスター・シティ入りが濃厚と報じられている。
