インテル・マイアミの共同オーナーを務めるデイヴィッド・ベッカム氏によれば、リオネル・メッシはアカデミーのスター候補たちに「もっと歩け」とアドバイスしているようだ。
プロキャリアでバロンドールに7度輝いたメッシは、今夏に新天地としてアメリカのインテル・マイアミに移籍。チームの共同オーナーの一人であるベッカム氏は、その契約を成立させる手助けをし、メッシを迎え入れることに成功した。そして、先日には歴史的なリーグカップ優勝を成し遂げ、移籍が間違いでなかったことを示す結果を手にした。
ベッカム氏はポッドキャスト『Stick to Football』の取材に対し、メッシが長年培ってきた知識を喜んでクラブのアカデミーの子供たちに伝えていることを明かした。
「レオの加入ですべてが変わった。アカデミーの子供たちは、すべてを成し遂げ、すべてを勝ち取った尊敬すべき人物を得た。そして、彼は子供たちに教えている。素晴らしいことだ。先日、アカデミーの子供たちの一人がインタビューで答えていたんだが、『これまでレオからもらったアドバイスの中で一番いいものは』と聞かれて彼はこう言ったんだ。『もっと歩け』と言われたと。『もっと(周りを)見ることができるから、もっと歩け』ってね。だから、すでに効果が出ているんだ。信じられないよ」
また、ベッカム氏はどのようにしてメッシにアメリカへの移籍を口説き落としたかについて問われ、4年ほど前からアプローチしていたことを明かしている。
