2020-09-10-miyaichi-ryo(C)Getty Images

宮市亮はザンクト・パウリと契約延長できるのか…在籍6年間で出場試合は全体の37%

ザンクト・パウリのMF宮市亮の去就はどのような結末を見るのだろうか。ドイツ『MOPO』が特集で伝えている。

今季は負傷の影響で出場機会がない宮市。シーズンは残り3試合となり、今夏に満了を迎える宮市の契約は延長されるのかどうか、注目を集めている。

卓越した技術を持ちながら、度重なるケガで活躍の機会を得られていない宮市。クラブのアンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)は宮市の去就について「難しい決断になるだろう。彼は素晴らしい選手で、ナイスガイだが、残念なことにここ数年は何度も何度もケガと戦う必要があった」と認める。

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実際、宮市はザンクト・パウリに在籍してきた6年間で204試合中76試合の出場にとどまる。これは全体の37%で、1シーズンの平均出場数は13試合となる。にも関わらず、年俸はレギュラー選手と変わらないため、問題となっているようだ。

一方で、ティモ・シュルツ監督は先日、「私はリョウの絶対的なファン。スポーツ面でも大きな価値を持つ」と強調。選手として高く評価していることを語っていた。

なお、宮市の最後の出場は約11か月前。2020年6月5日のボーフム戦であった。同メディアでは「現実的に言えば、1年契約が最大になる。しかし、今の状況を考えると、ここに残るのは驚き」と締めくくった。

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