mitoma-chelsea(C)Getty Images

三笘薫と72歳の日本人ブライトンサポーターの心温まる交流…スーパーゴール生まれた「もうひとつの夢」を叶えた日

プレミアリーグの公式YouTubeでブライトンサポーターと三笘薫の心温まる逸話を紹介している。

始まりは日本に住むカズオさんから三笘へのエアメール。1973年にブライトンへ移住したカズオさんはそれ以来、ブライトンサポーターに。当時のホームグラウンドには毎試合通い、「最も大切は思い出」になっていったという。

それから日本に戻り、当時はまだインターネットも普及していなかったが、ブライトンを追い続けていたカズオさん。三笘はそれについて「情報がない時代からクラブをサポートすることは簡単ではなかったと思いますし、そういう熱意が僕をここに連れてきてくれたのかもしれません」と語る。

さらに、昨夏にはブライトンがプレシーズンツアーで来日。1970年代にはサポーターに日本人を見た記憶はなかったが、カズオさんは「この日は何千人もの日本人サポーターでブライトンへの愛を伝えることができた」と振り返る。「夢が実現した」と語るカズオさんはもうひとつの夢として「アメックス・スタジアムで観戦すること」と綴った。

すると、カズオさんの72歳の誕生日にブライトンはチェルシー戦へと招待。カズオさんはタリク・ランプティやファビアン・ヒュルツェラー監督らと言葉をかわし、感無量の表情。さらに、15日に行われた試合は三笘のスーパーゴールも生まれ、カズオさんはスタンドで大熱狂。見事、チームも3-0と勝利し、カズオさんは「最高のプレゼントになりました」と話す。

試合後には三笘とも対面。互いに感謝を伝え合い、三笘も「負けなくて良かったです」と破顔。カズオさんは「彼に会えただけでも日本から来たかいがありました。明日死んでも構いませんよ」と笑顔を見せた。

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