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三好康児が先発したアントワープ、上位対決を制して4連勝。サン=ジロワーズの三笘薫は途中出場から存在感発揮も…

ベルギーリーグ第9節のユニオン・サン=ジロワーズ対アントワープが26日に開催された。

勝ち点16で3位につけるサン=ジロワーズと、勝ち点14で5位のアントワープが対戦した。今夏にサン=ジロワーズに加入し、21日のカップ戦で初ゴールを挙げた三笘薫はリーグ3試合連続ベンチスタート。一方、アントワープの三好康児は公式戦7試合連続でスタメンに名を連ねた。

前半は一進一退の攻防で進む。右ウイングのポジションに入った三好は頻繁に中央に入りつつ、持ち前のテクニックを活かしてアクセントを付ける。しかし、アントワープは44分にフェルストラーテがGKへのバックパスをミス。これを奪われると、デニス・ウンダブに決められて先制を許す。

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前半アディショナルタイム、アントワープはバイタルエリアで仕掛けたナインゴランがファウルを受けて好位置でFKを獲得。キッカーのフェルストラーテがゴール右隅にシュートを飛ばすも、これはGKのファインセーブに遭って同点弾とはならない。

迎えた後半はオープンな展開で推移。1点を追うアントワープの中で、三好は61分にベンチに退く。すると、70分に左からのクロスにゴール前で合わせたフレイがヘディングシュートを決めて、アントワープが追いつく。

対するサン=ジロワーズは76分に三笘が送り出される。三笘は投入された直後に左サイドからキレのあるドリブルを仕掛け、さらに好守備を見せるなど存在感を示す。しかし、79分にはアントワープがカウンターを仕掛け、最後はボックス左のベンソンが決めて逆転する。

その後、サン=ジロワーズはリスクを冒して攻める。86分にはペナルティアーク付近から三笘がゴール右隅にシュートを飛ばすも、GKのセーブ遭う。結局、試合はそのままアントワープが2-1で勝利。リーグ4連勝としたアントワープは暫定ながら3位まで浮上している。

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