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ブライトン、終盤PK弾でマン・UにFA杯の雪辱!三笘薫はフル出場で数多くの決定機創出

プレミアリーグ第28節延期分が4日に行われ、8位ブライトンと4位マンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

ブライトンにとっては来季の欧州カップ戦出場に望みをつなげるために重要な一戦。三笘薫やアレクシス・マクアリスター、モイセス・カイセドらが先発した。一方のユナイテッドもブルーノ・フェルナンデス、マーカス・ラッシュフォード、アントニーらがスタメンに入った。

序盤ブライトンに決定機。相手の横パスをカットした三笘がGKと1対1になるも、シュートはダビド・デ・ヘアに顔面でブロックされ、大きなチャンスを逃す。その後も三笘はエリア内の仕掛けから右足でシュートを放つが、惜しくも枠を捉えきれない。

ユナイテッドも反撃。ラッシュフォードを中心にチャンスを作り、自らの突破でシュートに至るが、GKジェイソン・スティールがビッグセーブ。40分にもスルーパスに抜け出してシュートに至ったものの、これもスティールがしのいだ。両チームともにチャンスはあったものの、前半をスコアレスで終えている。

後半もオープンな展開が続き、55分には高い位置でカットした三笘が自ら仕掛ける。縦に勝負したが、左足のシュートは枠を捉えず苛立ちを見せる。58分にもカウンターから三笘が左サイドを駆け抜ける。縦に抜けて右足トーキックでシュートするがミートしきれない。直後にも裏に抜けた三笘はパスでお膳立てするが、こちらのシュートも枠外へと外れた。

67分にも三笘が左サイドから単騎で乗り込むが、DFアーロン・ワン=ビサカに抑え込まれて倒れる。判定はノーファウルでPKは与えられない。

ブライトンはマーチ、ウンダフらを入れて勝ち越し点を狙いに行く。一方のユナイテッドはザビッツァー、サンチョ、ヴェグホストをピッチに入れる。ブライトンはそのマーチが積極的な仕掛けで前線を活性化。自ら攻撃を完結させるシュートでチャンスを作るが、惜しくも得点にはつながらない。

90分にはマクアリスターが左足で強烈なミドルシュートを放つが、デ・ヘアがまたも立ちはだかり、好セーブを見せる。終盤にもカイセドのシュートをデ・ヘアがしのぐ。しかし、その前にハンドがあったとしてブライトンがPKを獲得する。これをマクアリスターが叩き込み、ブライトンがついに先制。試合はそのまま終了し、1-0と勝利した。

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