ユニオン・サン=ジロワーズに所属するMF三笘薫が躍動し、指揮官からは賛辞を送られている。ベルギー『rtbf』が伝えた。
サン=ジロワーズは16日、ホームでスランと対戦。前半に2失点を喫し、さらに退場者も出るという危機的な状況の中、三笘は後半から出場する。すると55分、三笘が右足でゴールを挙げ、リーグ戦初ゴールで1点を返す。
さらに2-2となった76分には、スルーパスに抜け出した三笘が右足でネットを揺らし、逆転ゴールを奪う。アディショナルタイムにはダメ押し。三笘がハーフライン付近から見事なドリブルシュートでゴールを挙げ、ハットトリックを達成した。チームを4-2の勝利に導いた三笘についてフェリックス・マッズ監督は賛辞を惜しまない。
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「今日、我々は皆、彼を見た。彼は素晴らしい選手だ。8月の間に到着し、言葉や文化に適応するために、試合に出るまでに時間がかかってしまった。今、彼はユニオンにとって非常に有用な選手であることを示した。 彼は、技術的な面でも、生き生きとした面でも、質の高い選手だ」
また、三笘の普段の態度についても称賛。「日本人のメンタリティに対応することは、コーチにとって素晴らしいこと。三笘は自分の資質を知っているので、プレーしていないとネガティブな態度をとることもあっただろう。しかし、彼はポジティブであり続けた」とコメントした。