カップ戦で結果を残した南野拓実をクロップ監督が称賛「ハイクオリティ。我々のスタイルをよく理解している」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は南野拓実やディヴォック・オリジを称賛している。公式サイトが伝えた。

リヴァプールは27日、リーグカップラウンド16で2部プレストンと対戦。南野やオリジ、アドリアンといった控え組中心の布陣で臨んだが、南野とオリジがともにゴールを挙げて2-0と勝利した。

クロップ監督は「いいプレーではなかったのが現実だ」と試合を振り返る。

「最初はとても良かったが、その後、完全に構造を失ってしまったのが問題だった。あまりにも活発で、ボールを奪おうと必死だった。一緒にたくさんプレーしていないと絶対に起こり得ること。彼らはよく一緒に練習しているが、あまり一緒にプレーしていないから、そういうことが起こり得るんだ」

また、リーグカップ2試合で3ゴールと結果を残した南野については「タキはハイクオリティだ」と話し、称賛の言葉を寄せた。

「彼の問題は、彼のポジションにいる他の選手がとても優秀なことだ。それだけだよ。タキ自身は絶対に大丈夫だ。タキは素晴らしい瞬間を持っているし、トレーニング面では今夜見せたよりもはるかに優れているが、最も危険な選手であり、ゴールを決めたことは本当に重要だ。彼は我々のスタイルをよく理解しており、彼を投入すればすぐに我々のサッカーの大部分を担うことができる。今夜の彼も明らかにそうだった。もっともっと良くなることを知っている」

プレミアリーグではいまだ出番のない南野。今後、チャンスは与えられるのだろうか。