元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、古巣ミランにおけるエピソードを明かした。チェゼーナの地元紙『チェゼーナ・トゥデイ』が伝えている。
1998-99シーズンにミランの指揮官に就任すると、1年目にしてスクデット獲得の偉業を達成したザック氏。そんな元日本代表指揮官はイタリア人ジャーナリストのペッペ・ディ・ステファノ氏の著書出版記念イベントに出席し、ミラン時代を回想する。
アンドリー・シェフチェンコ氏のルール違反にまつわる逸話を明かした。
「実際のところ、選手たちの違反はほとんど記憶にない。だが1つだけ、シェフチェンコの面白い話がある。彼は、私がチームに午後休みを与えた時であってもトレーニングをしたがっていた。そのため、私は用具係に練習着を渡さないようにと指示しなければならなかった。ところがある日、私の部屋から外を眺めると、シェフチェンコが私服姿で走っている様子が見えたんだ。これが彼の違反だったよ。そのうちに彼も練習しないことに慣れたがね」
続いてザック氏は、当時ミランのCEOを務めていたアドリアーノ・ガッリアーニ氏とのエピソードも披露。チームの補強に関して「もし(アントニオ)カッサーノを獲得するなら、私は去る」と語ったことを明かした。さらに2003-04シーズンに指揮を執ったインテルとの違いも告白している。
「ミランではクラブ幹部と良い関係を築いており、ロッカールーム内をコントロールすることができた。だがインテルでは難しかった。(マッシモ)モラッティ会長が選手たちと強い友情で結ばれていたことが影響し、チームマネージメントが簡単にはいかなかった」




