現地時間15日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は決勝トーナメント1回戦ファーストレグが行われ、ミランはホームのサン・シーロにトッテナムを迎えた。
9年ぶりにCLの決勝トーナメントを戦うミランは、久々の勝利となった直近のトリノ戦とまったく同じ布陣を敷いた。一方のトッテナムは中盤の要であるホイビュアが出場停止、さらにはその相方のベンタンクールが今季絶望の重傷を負い、メンバーの変更を余儀なくされた。
それでもケイン、ソン・フンミンが健在の前線に期待したいところだったが、先制したのはホームのミラン。7分、ペナルティーエリア左へのロングパスをテオ・エルナンデスが競り勝ち、エリア内左にこぼれたボールを角度のない位置からボレーで捉える。GKフォースターがたまらずはじいたボールをゴール前のブライム・ディアスが押し込むと、ミランが先制する。
早々に先制を許したトッテナムは、ケインとソン・フンミンを生かした得意の形に持ち込みたいものの、中盤でなかなか効果的な繋ぎができず、いい形で前線までボールを運ぶことができない。
先制したミランは守備に重きを置きつつ、じっくりボールを繋ぐ時間と、速攻に出るタイミングを使い分ける試合巧者ぶりを披露。
前半終了間際には、スルーパスに抜け出したソン・フンミンのシュートをGKタタルシャヌがはじき、こぼれ球をケインが押し込むもクロスバーを直撃。決定機だったが、これはソン・フンミンの時点でオフサイドの判定となった。
後半、追いつきたいトッテナムに対し、ミランは前半同様にトッテナムの良さを消しながら、危なげなく試合を運んでいく。変化を加えたいトッテナムは70分にクルセフスキを下げてリシャーリソンを投入。一方のミランはB・ディアスとサレマーカーズが下がり、デ・ケーテラーレとジュニオール・メッシアスを投入する。
迎えた79分、レオンが左サイドから上げたクロスを、ゴール前のチャウが頭で合わせる。完全にフリーで捉えたが、叩きつけたヘディングはゴール左へと外れてしまう。
なかなか決定機が作れないトッテナムは81分にソン・フンミンとラングレを下げてダンジュマとベン・デイヴィスを投入。一方のミランはトナーリを下げてポベガを投入し逃げ切りを図る。
アディショナルタイムは6分と長めに取られたが、終盤のトッテナムの猛攻をきっちりと抑えたミランが、9年ぶりの決勝トーナメントで勝利を挙げた。
セカンドレグは舞台をトッテナムのホームに移し、3月7日に行われる。
■試合結果
ミラン 1-0 トッテナム
■試合結果
ミラン:B・ディアス(7分)




