Malick Thiaw Germany U21 2021Getty

「マリックと呼んで」魔術師ロナウジーニョに憧れたミランの21歳の新戦力が意気込み

ミラン新加入の21歳DFマリック・チャウが8日、入団会見に出席して意気込みなどを語った。

今夏の移籍市場の終盤、下部組織から所属していたシャルケからミランへ完全移籍で加入したチャウ。開幕直後はドイツで日本代表DF吉田麻也とコンビを組んでいた21歳が、イタリアでの新たな冒険に意欲を見せたほか、ミラノダービーでのデビューを振り返った。

「僕は野心家で常に目標を設定するようにしている。ここへ来ることができたことは素晴らしいが、これからも成長を続けていきたい。ミラノダービーでのデビューは極限の経験だった。満員御礼のサンシーロにおいて、これ以上ないライバルとの一戦でデビューを飾ったことは、計り知れない価値を持つ。ものすごい経験になった」

セネガル人の父とフィンランド人の母を持ち、ドイツに生まれ育ったチャウは、クラブのディレクターを務めるOBのパオロ・マルディーニ氏に言及したほか、かつてミランで活躍した元ブラジル代表のロナウジーニョやカカに憧れ、観察していた過去を明かした。

「マルディーニは偉大なシンボルだ。ミランには常にマルディーニや(アレッサンドロ)ネスタのように素晴らしいDFが所属していた。だが当時、僕はDFではなかったので、ロナウジーニョやカカも追っていたよ。近年はセリエAの試合を何試合も見ているので、リーグのことはかなり知っている」

最後に21歳DFは、自身の名前の発音について説明。「子どもの頃からみんなに名前の発音を間違えられている。イタリア語の(挨拶の)“チャオ”と同じようにチャオと読むんだ。だがチームメートには“マリック”と呼んでもらっても良い」

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