ミランDFシモン・ケアーは、膝の靭帯損傷の重傷を負ったようだ。
2021年バロンドールの最終候補にも入ったケアーは、1日の3-0でミランが勝利したジェノア戦に先発出場。しかし、開始早々に左脚を痛めてマッテオ・ガッビアとの途中交代を余儀なくされた。
そして翌2日の午前に行われたMRIと専門医による検査の結果、デンマーク代表DFは関節鏡での治療が必要な靭帯損傷を負ったことが判明。手術は3日に行われることが予定されている。術後にミランから復帰時期などに関する情報が発表される見込みだが、長期離脱は免れない。
DF陣のリーダー、ケアーの離脱はミランに大打撃。セリエAで好調を維持する同クラブは、第15節を終えて首位ナポリと勝ち点1差の2位。11年ぶりのスクデット奪還に向けて好位置をキープしている。また、8シーズンぶりに参戦したチャンピオンズリーグでは“死の組”に振り分けられ、3連敗を喫するも、最終節までグループ突破の可能性を残し、7日にリヴァプールとの大一番を迎える。


