チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグを控えるミランに緊張が走っている。
今季16シーズンぶりにCL準決勝へ進み、宿敵インテルと激突したミラン。しかしホーム扱いのファーストレグでは前半を圧倒され、厳しい戦いの中で反撃できず。0-2と敗れ、悲願の決勝進出は厳しい状況に追い込まれた。
そして16日にセカンドレグを控える中、13日にはセリエA第35節で降格圏に沈むスペツィアと対戦した。敵地での一戦ではオリヴィエ・ジルーを温存したものの、GKマイク・メニャンやMFブライム・ディアスら主力を起用。弾みをつける勝利を目指した。しかしなかなかゴールを奪えず、75分に先制点を許し、85分には痛恨の2失点目。そのまま0-2で敗れている。
この敗戦で7位に転落する可能性もあり、さらにCL準決勝セカンドレグへ向けて大きな不安が残る戦いとなったミラン。そして試合後、選手やステファノ・ピオリ監督らがアウェイに詰めかけたウルトラスと話し合いを行う場面も。緊張感が走ったが、最後は互いに拍手を送りあって別れ、ウルトラスは声援を送っている。
なお、16日にミランと対戦するインテルは、選手を温存しながらサッスオーロに4-2と勝利している。状況が対照的な両者だが、セカンドレグはどのような結果になるのだろうか。
