セリエAは13日に第26節が行われ、ミランはサレルニターナと対戦した。
チャンピオンズリーグでもベスト8進出を決めるなど、直近の公式戦6試合で4勝1分け1敗と一時の不調を抜け出したミラン。セリエAでも激しいトップ4争いを繰り広げる中、ホームで残留争い中のサレルニターナと激突した。
イブラヒモヴィッチはベンチスタートとなった一方で、ジルーやテオ・エルナンデスを先発させたミランは、序盤こそ押し込まれたが、徐々に主導権を握る展開に。ポゼッション率を高めながら相手を攻め立てるが、なかなかゴールにつながらない。それでも前半終了間際、ベナセルのクロスにジルーがバックヘッド気味に合わせ、リードを奪って前半を折り返すことに成功する。
後半もボールを動かしていたミランだったが、61分に大きな展開から最後はフレイディアにネットを揺らされ、同点に追いつかれる。同点にされた直後、ミランはジルーとブラヒム・ディアスを下げ、デ・ケテラーレとイブラヒモヴィッチを投入。大ベテランと苦しむ新戦力に勝ち越しゴールを託す。
ミランは70分、ベナセルがボックス内で倒されてPKを獲得。しかし、VARレビューの結果PKは取り消される。さらに76分のイブラヒモヴィッチ、オリギの決定機もGKオチョアに防がれる。さらに85分にもイブラヒモヴィッチにビッグチャンスが訪れたが、GKオチョアがギリギリのところでゴールを許さない。
結局最後まで勝ち越すことはできず、ミランはホームでサレルニターナと1-1のドローで試合を終えた。
この結果、ミランは前節フィオレンティーナ戦(1-2)に続きセリエAでは2試合勝利なし。勝ち点48で4位に浮上したものの、2位インテル(勝ち点50)に並ぶチャンスを逃している。




