現地時間3日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージは第4節が行われ、グループBではミラン(イタリア)がホームのサン・シーロにポルト(ポルトガル)を迎えた。
セリエAでは開幕から無敗を維持し、7連勝でナポリとの激しい首位争いを演じているミランだが、久々に帰ってきたCLの舞台では3連敗と苦しい状況が続いている。名門の意地を見せたいミランだが、CLの常連であるポルトを相手に立ち上がりから苦戦を強いられる。
開始わずか6分、高い位置でボールを奪い、DF3人を引き付けたグルイッチがエリア内左にラストパスを送ると、フリーとなっていたルイス・ディアスが落ち着いたトラップから冷静に流し込み、ポルトが先制する。
最初のチャンスをゴールに繋げたポルトに対し、早くも先制を許す展開となったミランはその後もアグレッシブなポルトの攻撃に手を焼く。16分、右サイドからのFKをエリア内左のグルイッチが頭で合わせるも、GKタタルシャヌがかろうじて触ってゴール右へと外れる。25分にも右CKをファーサイドのグルイッチが頭で叩きつけるが、GKタタルシャヌがゴール左に飛んではじき出した。
反撃に出たいミランだが、トップのジルーにボールが収まらず、レオンやサレマーカーズが前を向いて仕掛ける場面を作ることができない。前で時間が作れないために後ろも押し上げられず、セリエAでは何度も見られているテオ・エルナンデスとカラブリアのオーバーラップも鳴りを潜めてしまう。
ミランのチャンスは33分まで待たなければならず、カウンターからペナルティーエリア手前右でボールを受けたジルーが左足で狙うも、GKジエゴ・コスタが横っ飛びではじきCKへと逃れた。
前半終了間際にもカウンターからテオがドリブルで持ち上がり、エリア内左からのレオンの折り返しをサレマーカーズがボレーで合わせるも枠を捉えられず。ミランの前半のシュートはこの2本のみで、ポルトが1点をリードしたまま試合を折り返した。
後半、ミランはカラブリアに代えてカルルを投入。それでもポルトはチャンスを作り、55分には中盤からのFKをエリア内左のペペが頭で折り返し、ゴール前のエヴァニウソンが頭で押し込む。しかし、この決定機はクロスバーに阻まれ、追加点を奪うことができない。
すると61分、ミランがゴール前でFKを獲得。ベナセルが直接狙ったキックは壁に当たり、こぼれ球をジルーが反転ボレーで押し込むもGKコスタがセーブ。さらにエリア内左にこぼれたボールに反応したカルルが角度のない位置から押し込むと、これがGKの股を抜け、最後はムベンバに当たってオウンゴールとなった。
追いついたミランは勢いづき、レオンやジルーにボールが収まるようになる。68分にはトナーリとブライム・ディアスを下げてケシエとクルニッチを投入し逆転を狙う。
一方のポルトも再び勝ち越すためにセルジオ・オリヴェイラに代えてヴィチーニャを投入。すると71分、エリア内左で粘ったL・ディアスが奪い返し、こぼれ球を拾ったタレミが押し込むもゴール右へと外れる。
逆転したいミランは76分、ジルーに代えてイブラヒモヴィッチを投入し勝負に出る。ポルトも79分にL・ディアスとエヴァニウソンを下げてブルーノ・コスタとシコ・コンセイソンを投入し、次の1点をどちらが手にするか、ラスト10分の攻防が始まった。
83分、左サイドを抜けたテオの折り返しをイブラヒモヴィッチが合わせて流し込む。しかし、これはテオのところでオフサイドを取られノーゴール。
85分にはレオンを下げてマルディーニを投入したミランに対し、ポルトもタレミとオタヴィオに代えてトニ・マルティネスとペペーを投入する。
互いに最後まで決勝ゴールを目指して攻め合ったが、アディショナルタイムの3分間でもゴールは生まれず。勝ち点1を分け合う結果となった。
■試合結果
ミラン 1-1 ポルト
■得点者
ミラン:OG(61分)
ポルト:L・ディアス(6分)




