ミラン指揮官ステファノ・ピオリが21日のボローニャとの開幕戦を振り返った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
スクデット奪還を目指して今夏、前線から中盤にかけて大型補強を敢行したミラン。21日、敵地でボローニャとのセリエA開幕戦に臨むと、新戦力のクリスティアン・プリシッチやタイアニ・ラインデルスらが躍動し、2-0と快勝して白星発進に成功した。ミラン指揮官は、チームのパフォーマンスに満足している。
「より多くのクオリティの高い選手たちをピッチに投入すれば、チャンスの数も増える。チームには優秀な選手たちがたくさんいて、素晴らしいプレーを見せてくれた。だが、かなりのトレーニングをこなしていかなければならないこともわかっている。当たり前のことかもしれないが、新加入の選手たちはサッカーがプレーできる選手たちだ。だが、チームの姿勢も非常に気に入った」
続いてピオリ監督は今夏の補強を喜びつつ、セリエAデビュー戦で豪快ミドル弾を決めて初ゴールをマークしたプリシッチを称えた。
「メルカートには満足している。求めていた特徴の選手たちがやって来た。以前からいる選手たちは新選手をサポートしてくれて、素晴らしいチームが生まれようとしている。プリシッチが逸材であることは知っていた」
「私が獲得しようとしている選手は偉大なクオリティを持っていると確信していた。彼にはユーティリティ性があり、複数のポジションをカバーできる。今の状態でも素晴らしいが、もっと取り組みを続けていかなければならない」
■36歳ジルーは模範
また、ミラン指揮官は先制点をマークした36歳のオリヴィエ・ジルーや、今シーズンから背番号10番を背負うラファエル・レオンに言及した。
「ジルーは模範だ。技術的なリーダーであるだけなく、振る舞いの観点においてもリーダーだ。常にチームのためにプレーし、それからフィニッシュへ持っていく。彼自身も幸せに感じていて、これが重要だ。若くはないので、休養を与える必要があるが、選手としても人間としても素晴らしい」
「レオンはものすごい力を持っているが、これをチームのために使わなければならないことを理解しなければならない。みんなが非保持の時のプレーができるようになれば、最高に満足できる結果を出せるだろう」




