theo milan goal(C)Getty Images

テオ衝撃のスーパーゴール!ミランがラツィオとの上位対決に勝利…一方レオン負傷交代も

セリエAは6日に第34節が行われ、ミランとラツィオが対戦した。

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出決定後は1勝2分けとリーグ戦で勝ちきれない試合が続いた6位ミラン(勝ち点58)と、連敗から前節勝利を取り戻した2位ラツィオ(勝ち点64)。近年稀に見る大混戦となっているCL出場権争いにおける重要な直接対決が、サン・シーロで行われた。ミラン、ラツィオ共にベストメンバーを起用している。

注目の一戦は序盤から両者ボールを動かして主導権を争う好ゲームに。しかし11分、ミランにアクシデント。レオンが自らドリブルでボックス内に侵入したが、シュートまで持ち込めず。するとこのシーンで足を痛め、早々にサレマーカーズとの途中交代を強いられた。

エースを欠くことになったミランだが、17分に待望の先制ゴール。ラツィオのGKからのビルドアップにベナセルが強烈なプレッシャーをかけると、ボールがこぼれる。そしてジルーのワンタッチの落としにベナセルがそのまま走り込み、体を倒しながらシュートを叩き込んだ。ホームチームが大きなリードを手にする。

その後はやや押し込まれたミランだったが、29分に追加点。自陣ボックス付近からテオ・エルナンデスがドリブルで独走。ボックス中央手前まで運ぶと、距離のある位置から豪快なミドルシュートを突き刺した。背番号19の衝撃的な一発で、ミランがリードを2点に広げ、そのまま前半を折り返す。

後半に入ると、ミランは頭からケアーとカラブリアを下げ、カルルとチャウを投入。過密日程を見据えてか選手を交代する。ミランはテオ・エルナンデスを中心にチャンスを作り、一方のラツィオもボール保持から押し込む展開を作った。

その後両チーム選手交代を行いながら、ゴールを目指す。83分、ミランはロングカウンターからレビッチがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも失点を許さず、ミランが2-0でラツィオとの上位対決を制した。

この結果、ミランは勝ち点を61まで伸ばすことに成功。ラツィオとの差を「3」に縮め、暫定ながら4位まで浮上した。さらに10日に控えるCL準決勝ファーストレグ、宿敵インテルとのダービーへ向け弾みをつけている。

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