ミランは、日本代表MF鎌田大地との合意報道が伝えられていたが、EU圏外枠の都合上、獲得が難しくなりつつあるようだ。
ミランは今夏、フランクフルトを今月末で退団する鎌田のフリーでの獲得を検討。交渉を進めてきた強化部門のパオロ・マルディーニ元TD(テクニカルディレクター)らが電撃退任した後の新体制においても、日本代表MFのミラノ行きの流れが続いているかに見えた。
ところが、選手の代理人のイタリア国内での手続きに遅れが生じる中、ミランは制約なしに獲得できる1人目のEU圏外選手枠をイギリス国籍のチェルシーMFルーベン・ロフタス・チークに使用する方向へシフト。29日には、選手との契約サインを終えた。イタリアメディア『メディアセット』は「(ロフタス・チークが)日本人選手のカマダへ割り当てられるかに見えていたEU圏外選手枠のスロットを使用することになる」と伝えた。
このため、ミランのEU圏外選手枠は残り1つ(2人目のスロットは、チーム内のEU圏外選手をイタリア国外へ完全移籍で放出することで使用可能)となるが、『スカイスポーツ』の報道によれば、ミランは、鎌田ではなく、ビジャレアルに所属するナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの獲得へ積極的であるとみられる。イタリアの名門クラブは1999年生まれのナイジェリア人FWを非常に気に入っており、指揮官のステファノ・ピオリは29日、改めて選手に直接電話で連絡を取り、ミラン加入を説得したとみられる。
ミランはこのほか、攻撃陣の補強にウォルヴァーハンプトンを退団するアダマ・トラオレやチェルシーのクリスティアン・プリシッチ、アトレティコ・マドリーのアルバロ・モラタらEUのパスポートを持つ選手もリストアップしているが、もしEU圏外選手であるチュクウェゼの獲得が実現すれば、鎌田のミラン移籍は自動的に消滅することになる。今後の動向は注目されるところだ。
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