ミラン新加入のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが10日、入団記者会見で新天地での意気込みなどを語った。
25歳のフェリックスは今冬、チェルシーから期限付きでミランに加入。同胞のポルトガル人指揮官セルジオ・コンセイソン率いるチームの移籍期間最終日の目玉となった。ポルトガル人FWは、元ブラジル代表カカへの憧れを明かし、ミラノの名門クラブ移籍を喜んだ。
「この1週間はファンタスティックだった。サンシーロでプレーしてゴールを決めることもでき、チームは2勝した。ミランは計り知れないクラブであると知っていたが、ここに入ると、なぜミランがヨーロッパのビッグクラブの1つであるのかが理解できる」
「僕のお気に入りの選手はずっとカカだった。アメリカで会ったことがあるし、インタビューもしたんだ。僕にとってのアイドルだよ。彼と自分を比較したくないが、彼がここで刻んだような歴史を自分も作り上げたい」
またフェリックスは、移籍のきっかけとなるコンセイソン監督とのやり取りを明かしたほか、ポルトガル代表の同僚ラファエウ・レオンにも言及した。
「監督のことは以前から知っていた。彼のチームと対戦したこともある。『君のポジションでプレーして欲しい』と言われて、僕はミランへ行くことに納得したんだ。試合のあらゆる時間帯で自分にできる全てを示したい。最善を尽くして、監督やチームのために協力したい」
「僕がここに来るのが本当かどうか、サインするのかどうか、最初に連絡をくれたのがレオンだった。喜んでくれているように見えたよ。僕自身もうれしかった。彼とはピッチ内外で良い関係を築いている。仲は良いよ」
そんなフェリックスについて、会見に同席したミラン幹部のイブラヒモヴィッチ氏も太鼓判を押している。
「フェリックスを見ると誰を思い出すか? 比較は難しいが、誰かを選ぶとしたらカカだ。ジョアンの方がちょっとしたプレーで魅せるのを好み、カカの方がより具体的だったかもしれないがね。ジョアンは素晴らしい才能だ。これから成長できる若手であり、チャンスメイクができるため、こう着した試合をこじ開けることができる」
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