現地時間3日、イタリア・セリエA第5節では、ミランとインテルによる「ミラノ・ダービー」が行われた。
11シーズンぶりのスクデットを手にしたミランと、勝ち点差わずか「2」で2位になったインテル。長き低迷から解き放たれた両クラブによる今季最初のダービーは、互いに慎重な立ち上がりとなった。
ケア、ブライム・ディアス、新戦力のデストやオリギをベンチに置いたミランに対し、インテルはディマルコをバストーニに代えた以外は前節と同じメンバー。開始10分でテオ・エルナンデスとドゥンフリースがヒートアップして双方にイエローカードが提示されるなど、ダービーらしい白熱した展開に。
試合が動いたのは21分、ラウタロ・マルティネスのキープから、ホアキン・コレアのスルーパスに抜け出したブロゾヴィッチが冷静にゴール左へと流し込み、インテルが幸先よく先制に成功する。
しかし、王者ミランもすかさず反撃。28分、高い位置でボールを奪ったトナーリのラストパスをエリア内左で受けたレオンがゴール右へと沈め、ミランが同点に追いついた。
その後もミランが前線からのアグレッシブなプレッシングと、鋭い出足でインテルを上回り、35分にはテオ・エルナンデスの強烈なシュートがわずかにゴール上へと外れる。
インテルはなかなかラウタロとコレアにボールが収まらず、攻撃の起点を作ることができないまま、1-1で試合を折り返した。
後半もミランのペースで試合が進むと、迎えた54分、左サイドからのスローインを受けたレオンがペナルティーエリア左から折り返す。これをゴール前のジルーが左足ボレーで捉えると、上手くバウンドしてゴール右へと決まり、ミランが逆転に成功する。
さらに60分、ジルーのヒールでの落としをペナルティーエリア手前左で受けたレオンが、DF3人を一瞬の加速で縦に抜き去り、ゴール右へと流し込んでミランが3-1とリードを広げた。
2点差をつけられたインテルは64分、コレア、バストーニ、バレッラを下げてジェコ、ディマルコ、ムヒタリアンを投入。迎えた67分、左サイドを抜けたダルミアンの折り返しをジェコがニアサイドで合わせて1点差に詰め寄る。
1点差に詰め寄ったことで、インテルが一気に流れを変えてミランゴールへと迫る。しかし、ミランも84分にカラブリアを下げてケア、トナーリに代えてポベガを投入し、リスクを冒さないように試合を終わらせにかかる。インテルはダンブロージオやゴセンスを投入するが、終了間際のムヒタリアンのボレーはわずかに枠の外。最後まで同点ゴールは生まれず、ミランが今季最初のダービーを制した。
■試合結果
ミラン 3-2 インテル
■得点者
ミラン:レオン(28分、60分)、ジルー(54分)
インテル:ブロゾヴィッチ(21分)、ジェコ(67分)




