昨季限りで現役を引退したズラタン・イブラヒモヴィッチ氏だが、ミランへ復帰する可能性が高まっているようだ。
2度のミラン在籍で公式戦163試合に出場、93ゴール35アシストを記録したイブラヒモヴィッチ氏。2度のセリエA制覇をもたらした偉大な存在だが、昨季限りで現役引退を決断し、41歳でキャリアに終止符を打っている。
そんな引退後の活動に注目が集まる“神”だが、ミランに復帰する可能性があるという。『コリエレ・デッラ・セーラ』によると、トレーニング施設でステファノ・ピオリ監督と話し合う姿が目撃されており、すでにオーナーであるジェリー・カルディナーレ氏とも会談済み。クラブ側は近々何らかの役割をオファーすることを検討しているようだ。ミラン側は、内部での対立などを未然に防ぐために選手出身の幹部が強く求められていることを感じており、ピオリ監督とも良好な関係を築くイブラヒモヴィッチ氏が適任だと考えているという。
一方でイブラヒモヴィッチ氏側は、この提案に関心を持ち何らかの形でミランに復帰することを検討しているものの、現時点では決断を下していない模様。また金額の問題ではなく、幹部就任によるライフスタイルの変化について考えを巡らせているようだ。今後の動向に注目が集まっている。