Stefano Pioli Milan Inter Italian SuperCupGetty

低迷する「ジルー依存」のミランに足りないものは?伊紙がピオリの問題点を分析

1月に入り、わずか1勝しか挙げることができていない王者ミランについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が19日、見解を示した。

ミランは直近の公式戦4試合で未勝利に終わり、コッパ・イタリアではベスト16で敗退し、スーペルコッパ・イタリアーナではミラノダービーに敗れて今シーズン初のタイトル獲得のチャンスを逃した。

イタリア紙は、不振にあえぐ昨シーズンのセリエA覇者について分析。「(オリヴィエ)ジルー依存」による問題点に注目した。今シーズンは公式戦24試合で9ゴール6アシストを記録している36歳のジルー。だがワールドカップ(W杯)出場による疲労もあるためか、ミランでは11月5日のスペツィア戦の得点を最後に6試合にわたって沈黙が続く。

「前線でフランス人FWがかみ合わなければ、ミランにとって痛手」であり、特に重要な局面における勝負強さを発揮するジルーが沈黙すれば、「(ステファノ)ピオリの問題は増える」ことになる。そのうえで、イタリア紙は「ミランはサブメンバーのゴールが足りない。終了間際に試合を決定づける泥臭いゴール」がないと主張。「ゴールを量産できる控え選手がいない」ことがピオリの問題であると強調した。

センターフォワードで起用された新戦力のディヴォック・オリギやシャルレ・デ・ケーテラーレは結果を残せておらず、ズラタン・イブラヒモヴィッチは不在。ただ、「多くの者が(ズラタン)イブラヒモヴィッチの復帰を待望しているが、1年半にわたって離脱している41歳のズラタンが攻撃陣の問題を解決することはできない」との見解も示している。

最後にイタリア紙は、ミランの問題の解決につながる“ゴールを量産できる控え”の例として、今シーズンの公式戦15試合で7ゴールをマークするジョバンニ・シメオネを挙げ、「彼は素晴らしい(ヴィクター)オシムヘンの代役だが、これこそピオリに足りないものだ」と締めくくっている。

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