昇格組のパルマに敗れて開幕から2戦未勝利のミランは、早くもパウロ・フォンセカの解任論が報じられたが、そんなミランについて、イタリア人有名ジャーナリストのフランコ・オルディネ氏がイタリアメディア『Mediaset』の番組内で見解を示した。
パルマの若手攻撃陣の躍動やGK鈴木彩艶の好守を前に屈し、昇格組を相手に痛恨の敗戦を喫したミラン。イタリア紙『トゥットスポルト』は、早くもポルトガル人指揮官フォンセカの去就を案じ、次節のラツィオ戦の結果次第では、解任の可能性があることを報道。後任候補として、かつてミラノにスクデットをもたらしたマッシミリアーノ・アッレグリを挙げた。
そんな中、イタリアのテレビ番組「プレッシング」においても、ミランの状況を分析。ミランファンの間では、昨シーズンまでチームを率いたステファノ・ピオリの退任を嘆く声や、アッレグリ待望論があることを伝えた。
しかし、イタリアのテレビやラジオ番組でも活躍するイタリア紙『イル・ジョルナーレ』のオルディネ記者は、同番組内でアッレグリをミラン次期監督候補とすることに首を傾げた。
「私はアッレグリをフォンセカの後釜候補に入れないね。カーザ・ミランのオフィスでは、あのカテゴリーに属する監督にアレルギーがあるからね。どんなカテゴリーかって? パーソナリティで影響力を与えようとするタイプだ。(アントニオ)コンテや(ロベルト)デ・ゼルビのようにね」
なお、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は27日、ミランの首脳陣が現時点で、フォンセカの続投を支持する姿勢を示していることを伝えている。
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