ミランの今夏の補強を巡り、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は連日にわたってフランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に注目している。
今シーズン限りで所属先フランクフルトとの契約満了を迎え、フリーでの移籍が可能となる鎌田。そんな日本代表MFを巡っては、ドルトムントやナポリ、ベンフィカなどからの関心が伝えられてきたが、イタリア紙は23日にもミランからの熱視線を報じている。
ミランは来シーズンへ向けて、フランク・ケシエのような「よりフィジカルの強い背番号10番を求めている」とみられ、その候補にはラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチやチェルシーのルーベン・ロフタス=チークらの名前が挙がっている。だが、鎌田も「具体的な路線」であることが指摘されている。
鎌田については「もちろんかなり異なるタイプの選手で、フィジカルというより、頭の良さやユーティリティ性を特徴とする」と紹介。「だが彼も、かなりのゴールを挙げている選手だ」と述べ、日本代表MFの高い得点力を評価した。
「(シャルレ)デ・ケーテラーレや(サンドロ)トナーリ、(イスマエル)ベナセルや(ラデ)クルニッチ、(ヤシーヌ)アドリや(アステル)ヴランクスに至るまで、ゴール前でほとんど結果が出ていないチームにおいて大きな意味を持つだろう」
ただ、イタリア紙はEU圏外選手枠に関する問題が浮上する点にも触れている。ミランはイギリス国籍のロフタス=チークとの両獲りも検討しているとみられるが、「机上では、1月に加入したデビス・バスケスを放出することなどがあれば、2選手を同時に獲得することは可能だ。だが、この選択は熟考するべきだろう」と指摘している。
その理由として、鎌田とイギリス人選手が加入すれば「以降、(来シーズンは)他のEU圏外選手の獲得はできないことを意味し、さらにはブライム・ディアスの退団がほぼ決定的になる」と主張。買い取りを巡ってレアル・マドリーとの交渉がこれから本格化するトップ下のスペイン人MFの動向にも影響が及ぶことを示唆した。


