Francesco Camarda MilanGetty

ミラン、15歳の至宝FWカマルダを招集へ…セリエA史上最年少デビューの可能性

ミランに所属する15歳の逸材FWフランチェスコ・カマルダが、セリエA史上最年少デビューを飾る可能性がある。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが23日に伝えた。

ステファノ・ピオリ監督率いる3位ミランは25日に行われるセリエA第13節において、6位フィオレンティーナをホームのサンシーロに迎える。だが、センターフォワードのレギュラーであるオリヴィエ・ジルーは前節のレッチェ戦で退場処分を受けたために出場停止。ノア・オカフォーもハムストリングの負傷により欠場することから、前線の選択肢はルカ・ヨヴィッチたった1人となっている。

そんな台所事情から、ピオリ監督はフィオレンティーナ戦に向けて、プリマヴェーラに所属する15歳の神童カマルダを招集する見通しとなった。イタリアサッカー連盟(FIGC)の規定によれば15歳の誕生日を迎えた男子選手は、アマチュアリーグの各地域委員会の承認を得たうえでレガ・セリエAなどが主催する試合への出場が可能。ミランはすでにロンバルディア州の地域委員会へカマルダの申請を行い、手続きを終えたことが伝えられている。

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『GOAL』の取材によれば、2008年生まれのカマルダは2017年にミランの下部組織に入団すると、2020年までの3年間で87試合に出場、483得点をマークしてゴールを量産する活躍を見せた。その若き逸材が15歳8カ月15日で迎えるフィオレンティーナ戦でデビューを飾れば、2021年にボローニャのウィズドム・アメイが樹立した15歳9カ月1日のセリエA史上最年少出場記録を更新することになる。また、ミランにおいても、レジェンドのパオロ・マルディーニ氏が保持するクラブの最年少出場記録「16歳6カ月25日」を塗り替えることになる。

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