Brahim DiazGetty

ミラン、レンタル中のスペインU-21代表MF買い取りへ…レアル・マドリーは38億円を要求

セリエA首位を走るミランは、レンタル加入中のスペインU-21代表MFブラヒム・ディアスの買い取りを狙っている。『Goal』の取材で明らかとなった。

マンチェスター・シティの下部組織出身で、2019年にレアル・マドリーに移籍したB・ディアス。しかしスペイン首都クラブでは出番を得られず、今季ミランへとレンタルで加入した。すると、絶好調のチームの中で公式戦25試合出場3ゴール2アシストをマーク。セリエAでの出場時間700分ほどだが17回のドリブル成功を記録しており、存在感を発揮している。

そんな21歳のスペイン人MFの活躍にミラン首脳陣は満足しており、完全移籍に向けて動きだしたことが分かった。すでに本人と家族には契約を準備していることを伝えており、レアル・マドリーとの交渉に入ることになる。

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一方のレアル・マドリー側は、B・ディアスのミランへのレンタルは当初「欧州トップリーグで出場機会を増やすこと」を目的と考えており、出場機会と活躍には満足感を抱いているという。また、選手本人とジネディーヌ・ジダン監督の信頼関係も良好のようだ。

しかし、ジダン監督の去就が不透明かつ新型コロナウイルス感染拡大による財政的なダメージを受け、3000万ユーロ(約38億円)程度でのオファーであれば売却する考えを持っていることが分かった。今後はミランのオファーを受け、3月以降に決断を下すことになる。

なお選手本人は、レアル・マドリー残留に向けたアピールの1つとして、今夏開催予定の東京オリンピックにもスペインU-21代表として出場する意欲を示している模様。サンティアゴ・ベルナベウでの成功を望んではいるものの、ミランへの完全移籍にも魅力を感じているようだ。

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