セリエAは26日に第24節が行われ、ミランはアタランタと対戦した。
ワールドカップ後の不振を抜け出し現在公式戦3連勝中、その間無失点と調子を取り戻しつつあるミラン。強敵アタランタをホームに迎えた一戦では、約5カ月間の長期離脱を強いられていたGKメニャンが先発に復帰。さらにイブラヒモヴィッチもベンチ入りを果たしている。一方の6位アタランタでは、注目のホイルンドやルックマンがスタメン入りしている。
前半からジルーが決定機を迎えるなど押し込むミランは、25分に先制に成功。ロングパスをジルーが後方へ落とすと、テオ・エルナンデスがボックス外からダイレクトで強烈なボレーを叩く。これがポストに弾かれてGKに当たり、ネットを揺らした。ホームチームが良い時間でリードを手にし、前半を折り返す。
後半序盤もミランが主導権を握り、60分には飛び出したジルーが決定機を迎える。これは飛び出したGKムッソのファインセーブに阻まれたが、その直後にもレオン、70分にはメシアスと決定機を作る。
それでもなかなか追加点を奪えないミランは、75分にジルーとディアスを下げる。そしてデ・ケテラーレとともに、イブラヒモヴィッチがピッチに立った。41歳の精神的支柱は、これが今季初出場となっている。すると86分、レオンのダイレクトパスに抜け出したメシアスが反応。GKとの一対一を制し、大きな追加点を奪った。試合はこのまま終了し、ミランが2-0で強敵を下した。
これでミランは公式戦4連勝を達成。2位インテルと同じ勝ち点47まで到達している。




