Sinisa Mihajlovic BolognaGetty Images

格下に5失点でイタリア杯初戦敗退のボローニャ、指揮官は憤慨「みっともない姿を」

ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチは16日、チームのコッパ・イタリア1回戦敗退に不満を示した。地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が伝えている。

ボローニャは16日、ホームで行われたイタリア杯1回戦でテルナーナと対戦。開始直後、セリエBのチームから先制点を奪われると、21分には2点目を献上した。38分にMFニコラス・ドミンゲスのゴールで1点を返したが、その2分後に再び失点。後半に入りさらに2点を奪われて1-5と大きく突き放された。その後、新加入のFWマルコ・アルナウトヴィッチらのゴールで3点を返したが、力及ばず4-5で敗れ、イタリア杯1回戦で姿を消した。

ミハイロヴィッチは試合終了後、思わぬ敗退に憤慨している。東京五輪に出場したU-24日本代表のDF冨安健洋ら守備陣の不在を嘆きつつ、自身の見解を示した。

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「全員がみっともない姿をさらしてしまった。ファンやクラブに謝罪しなければならない。テルナーナのことはリスペクトしているが、このようなことは起きてはならない。負けることはあっても、今日のような形はダメだ。残念ながらもはやカップ戦で敗退してしまい、後戻りすることはできない。これは警鐘だと思う。もっと注意深く、集中して臨むべきなんだ。説明するのは難しい。もっと守備面に取り組んでいくつもりではあるが、これは注意力の問題だと考える。簡単に5失点してしまった」

「今日、サイドバック5名が不在だったことは事実だ。これに固執したくはないが、そのあと(右SBで先発したイブラヒマ)エムバイェが指を骨折し、交代せざるを得なかった。それでも、技術的に相手を上回っていただけに、この結果はあり得ない」

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