ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチが13日のローマ戦終了後、チームのパフォーマンスに不満を述べた。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは11月末のクロトーネ戦において1-0と久々のクリーンシートで勝利を収めたが、前節のインテル戦では1-3と敗れ、続く13日のローマ戦では前半だけで大量5失点。後半、元イタリア代表GKでクラブOBのジャンルカ・パリュウカの18歳の息子FWマッティア・パリュウカがデビューを飾る場面も見られたが、チームは1-5で2連敗を喫した。
指揮官のミハイロヴィッチは試合終了後、怒りを露わにして年内最後の試合となる23日のアタランタ戦まで合宿を敢行することを告げた。
「あきれるほどに最悪。どの形容詞を使えば分からないほどだ。私はインテル戦の敗北の責任を負うが、今回の負けに関しては違う。ローマ戦で特別な準備をしていたわけではなく、よりインテンシティを高めて勇気をもってプレーするだけだった。しかし、(実際は)45分間でファウルが1つもないほど」
「選手たちとは単なる監督と選手の関係以上のものを築いており、振る舞いの原因を探って息子たちに接する親のように常に擁護してきた。しかし今、限界を超えた。明日からクリスマスまで合宿を行い、毎日を一緒に過ごす。そうすれば23日には結果が出るはずだ」
なおボローニャは試合終了後、ローマ戦で招集外となっていたDFアーロン・ヒッキーが新型コロナウイルスに感染していることを公式サイトで発表。スコットランド人サイドバックは自宅で隔離措置を受けている。
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