ミドルスブラは、マイケル・キャリック監督の就任を発表した。
現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表として長年活躍したキャリック監督。引退後はコーチに転向し、ジョゼ・モウリーニョ監督やオーレ・グンナー・スールシャール監督時代のバックルームスタッフとして働いてきた。
その後、スールシャール監督が解任されると、2021年11月から翌月までマンチェスター・Uの暫定指揮官として3試合を指揮。そして、ラルフ・ラングニック監督の就任に伴い、2006年から過ごしたオールド・トラッフォードのクラブから退団し、以降無所属が続いていた。
そんなキャリック監督の招聘に関心を寄せていたのがイングランド2部チャンピオンシップのミドルスブラ。先日にクリス・ワイルダー監督を解任した同クラブは24日に同指揮官の就任を発表した。
正式な指揮官としての第一歩を踏み出すことになったキャリック監督は、クラブの公式ウェブサイトで「ミドルスブラは9歳の時に私がプレーした最初のプロフェッショナルクラブだから、ヘッドコーチとしてここに戻ってきたことはとても特別な気分だ」と話し、意気込みを続けた。
「この地域で育ってきたから、私はフットボールが人々にとってどのようなものであるかを十分に認識している。このポジションにつけること、みんながフットボールとボロに抱く情熱と熱意を感じられることは私にとって本当に特別なことだ。チームの発展とクラブの前進、そしてサポーターが誇りと感じられるのを助けるために全力を尽くしたい」
また、ミドルスブラはキャリック監督の他にも、2020年まで同クラブを率いた元イングランド代表DFジョナサン・ウッドゲート氏がコーチに就任することも併せて発表している。