アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2026年ワールドカップ出場について語っている。スペイン『as』が伝えた。
これまでアルゼンチン代表として193試合に出場、112ゴールと驚異的な活躍を残し、2度のコパ・アメリカ制覇やワールドカップ優勝の立役者となってきたメッシ。そんなサッカー界最高峰のレジェンドは、4日に行われたW杯南米予選のベネズエラ戦に先発出場。母国で最後の代表戦と伝えられる一戦で2ゴールをマークし、3-0の快勝に大きく貢献した。
試合後、試合前から涙を流していた38歳のキャプテンは「今年は試合がたくさんあった。幸運にも3試合連続で出場できたね。毎日感覚を掴んでいる。今日が勝ち点をかけた最後の試合であったことは明らかだけど、毎日良い気分でいられるように努力して、何よりも自分自身に正直でいたいんだ。気分が良ければそれを楽しむし、気分が悪ければここにはいたくない」とコメント。そして、母国アルゼンチンでの最後の代表戦になったことを認めている。
「色々なことがあったけど、ここでこうやって終えるのをずっと夢見てきたんだ。家族や友人たちと祝えること……長い間バルセロナでたくさんの愛情を受け取ってきたけど、この国で、この国民のみんなと一緒に祝えることを夢見てきたんだ」
「長い間色々なことを言われてきたけど、僕の中には一緒に成し遂げてきたすべてが残っている。勝利を目指し、失敗し、努力してきたグループすべてが残っているんだ。僕らの経験は、本当にすべてが美しかったよ」
そんなメッシだが、2026年のW杯出場についても言及。「前にも言ったけど、もう一度W杯に出場することはないと思う。年齢のこともあるし、最も現実的なのは参加できないだろうということだね。でも、今はここにいる。希望と情熱を持っているし、モチベーションは高い。一日一日が、一試合一試合が大切なんだ。今後どうなっていくか見てみよう。W杯についてはまだ決めていないよ」とし、来年の大会には参加しない可能性も語っている。
