オランダ代表FWヴァウト・ヴェグホストが、FWリオネル・メッシとの衝突について口を開いた。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
イエローカード18枚が乱れ飛ぶなど、荒れに荒れた9日のカタール・ワールドカップ準々決勝オランダ対アルゼンチン。試合後にはメッシがインタビュー中に「おい何見てんだよ、馬鹿野郎。失せろよ」とヴェグホストに向けて言い放ったことが話題となった。
試合直後、ヴェグホストはメッシにユニフォームとサインを求めたものの拒否されたことで衝突。その場はアルゼンチンの応援にかけつけていたセルヒオ・アグエロが収めたものの、まだ怒りの冷めやらないメッシはインタビュー中に同選手と目が合ったことで、上記のような強い言葉を発したようだ。
そしてヴェグホスト本人が、メッシと衝突した理由について説明。サインと握手を求めた際のメッシの言動に「失望」を覚えたとしている。
「試合後、彼と握手をしたかった。フットボールの選手として、彼のことは本当に尊敬していたから。でも彼に手を払いのけられた。彼は僕と話すのを嫌がったんだ」
「自分はスペイン語をそんなに話せない。でも彼にリスペクトのかけらもない言葉を浴びせられて、それで失望してしまった。本当に、がっかりしてしまったんだ」
その一方でメッシは「あの19番は出場直後から挑発し始めた。それはフットボールの一部として扱うべきではないと思う」と、試合中のヴェグホストの振る舞いに問題があったことを主張している。
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