パリ・サンジェルマン(PSG)退団が伝えられるFWリオネル・メッシは、新天地候補と会談を行うようだ。
バルセロナを退団し、2021年にPSGへと加入したメッシ。公式戦71試合で31ゴール34アシストと毎試合のようにゴールに絡む活躍を見せるなど活躍を続けてきたが、現行契約は今季終了まで。契約交渉が続いていたが、先日のサウジアラビア訪問が無許可だったとして2週間の活動停止処分を受けることに。またこの訪問を問題視したPSG側は、メッシとの間に結ばれていた1年間の延長オプションを行使しないことを決断したとも報じられている。
しかし、メッシのサウジアラビア訪問は突然のものではなかったという。イタリア人著名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオによると、メッシは過去2回サウジアラビアへの訪問を断念していた模様。そしてPSGは通常月曜日をオフにするため、メッシ側は今回の訪問を計画していたようだ。だが、クリストフ・ガルティエ監督はオフをキャンセルしてトレーニングを決定。この結果、アルゼンチン代表FWは練習に参加することができなかったという。その後、父親で代理人を務めるホルヘ・メッシ氏が上層部と対話を試みたようだが、効果的ではなかった模様。そのため、帰国後に処分が確定したようだ。
そして『The Athletic』など複数メディアによれば、メッシの今季終了後のPSG退団は決定済み。新天地候補として、年俸4億ユーロ(約596億円)を提示するアル・ヒラル(サウジアラビア)、さらに古巣バルセロナ(スペイン)などがこれまで伝えられてきた。
さらにディ・マルツィオ氏によると、ホルヘ氏は近日中にインテル・マイアミのオーナーと会談予定。メジャー・リーグ・サッカー挑戦の可能性について話し合うことが伝えられている。今後の動向に注目だ。


